※対象年齢:20代前半~30代後半
メンズファッションの基本は『シンプルイズベスト』です。無地の基本カラーを組み合わせることで、誠実さや清潔感を出すことができます。
しかしシンプルすぎることで、地味な印象を与えてしまうこともあるでしょう。また定番アイテムだけを着回していると、ファッションがマンネリしてきてしまいますよね。
そんなときは小物でアクセントを出すのがオシャレのポイントです。小物をうまく使うことで全体の着こなしをグレードアップさせることができます。
今回は、メンズファッションに欠かせない小物を紹介していきます。センスが問われる小物選びこそ、失敗しないように慎重に選んでください。
目次
メガネ
メガネはオシャレで身に着けるものへと変化しています。そのためデザイン性の高いメガネも数多く販売されているのです。
シンプルなファッションでも、メガネをするだけでオシャレさや知的さを出すことができます。またいつもと違う印象になるので、ファッションのマンネリも防ぐことができる優秀アイテムです。
メガネには、フレームの形も材質もさまざまな物があります。顔の形とフレームのバランスが重要となるので、メガネ選びは自分に合った物を選びましょう。
【面長顔】縦幅が広い曲線的で角のあるフレーム
【丸顔】直線的で鋭角なフレーム
【四角顔】縦幅が広い太フレーム
カジュアルで身に着けるときにはプラスチック素材がおすすめです。カッチリ感を出すときには、メタル素材のものをつけてください。
またプラスチックとメタルの両方を併せもつコンビフレームは、立体感と高級感があります。大人の男性としてグレードアップさせてくれるでしょう。
メガネ例)
【面長顔】縦幅が広い曲線的で角のあるフレーム

【丸顔】直線的で鋭角なフレーム

【四角顔】縦幅が広い太フレーム

ブレスレット

スタイリストであれば誰もが意識する『3首』。これは手首・足首・首のことを言います。この3か所は身体のくびれが存在することで、視線が集まりやすい部分です。
コーディネートをするときにも目立ちやすいので意識する必要があります。そのため男性でもブレスレットを身に着けることがおすすめです。
ブレスレットは腕時計よりもカジュアルな印象を与えます。程よくボリュームある2連タイプのブレスレットは、こなれ感を出してくれるアイテムです。
またレザー調のブレスレットは、大人な雰囲気に見せてくれます。素材の異なる2素材のブレスレットを組み合わせると、シンプルな服装のアクセントにもなるでしょう。
腕時計

着こなしがシンプルになったときは、腕時計でアクセントを加えるとあか抜けたコーデになります。男性の手首に腕時計があるだけで、デキる男のキチンとした感が出るのです。
あまりゴツゴツとした腕時計をつけてしまうと、大学生のような印象になります。20代以降であれば、メタルやレザーで上質なアナログ時計をつけるのがおすすめです。
文字盤やベルトはシンプルなほど良いでしょう。ビジネスシーンでもカジュアルなファッションのポイントにも使用することができます。
ネックレス

メンズファッションのオシャレ小物の定番といえば、ネックレスです。全体のバランスやトップスがシンプルで地味なときに大活躍してくれます。
ネックレスは襟のないアウターやTシャツなど、カジュアルなスタイルのアクセントにつけてください。ネックレスを選ぶ基準は『シンプル』であることです。
シンプルで控えめなネックレスは、トレンドに左右されることはありません。またチャラさを出すこともなく、上品な印象となります。
光りすぎているものや、大きいデザインは避けてください。控えめで主張していないネックレスが見えることがお洒落だと覚えておきましょう。
帽子
男性の印象を大きく変える小物アイテムといえば帽子です。形や素材によって全体のコーデに変化が出てくるので、バランスとシーンの相性を考えて身につけましょう。
キャップ

キャップは子どもっぽくなる印象ですが、合わせ方によっては大人な雰囲気が出ます。また存在感があるので、色や被り方によっても変化を出すことができるでしょう。
選ぶポイントは、シンプルな無地の単色で、ロゴなども主張がないものにします。またツバが長いとスポーツ感が出てしまうので、短めの方がオシャレに見えます。
また素材はスウェット生地がおすすめです。1年中使うことができ、カジュアルなコーデにマッチしてくれます。
ハット

丸顔もしくは四角顔の人であれば、ハットもオシャレな小物アイテムです。ハットはツバの広さが1㎝違うだけで印象が大きく変わります。
ツバの長いハットは大人っぽく上品なイメージです。反対にツバが短いハットはカジュアルで可愛らしいイメージになります。
ただツバの長いハットはオシャレ上級者です。合わせ方を間違えてしまうと勘違いメンズになってしまうので気をつけましょう。
あまり明るい色にすると主張が強いので、黒・ネイビー・ベージュといった暗めの色が良いです。ハットを被るときは、全体をシンプルにまとめるようにしてください。
バッグ
外出するときの必需品であるバッグは、実用性だけでなくデザイン性も重視しましょう。バッグの種類を使い分けることで全体のアクセントになってくれます。
男性のバッグでもキレイめなものからカジュアルまで、幅広いデザインがあるのです。そのためシーンに合わせて選ぶようにしてください。
トートバッグ

バッグの定番であるトートバッグは、メンズブランドでも多く取り扱いがあります。カジュアルでもキレイめでも決まる万能アイテムです。
トートバッグは大きくて存在感があるので、トップスもしくはボトムスの色と合わせてください。全身のバランスと馴染ませることが大切です。
ボディバッグ

ボディバッグは両手があくので遊びに行くのに便利でおすすめです。男性ならではのバッグなので、男らしさを印象づけることもできます。
ボディバッグはチノパンやジーパン、またパーカーなどのカジュアルテイストに合うバッグです。黒やネイビーなどの基本色を持っていおくと便利でしょう。
ショルダーバッグ

ボディバッグよりも大きいので実用性も高くて便利なバッグです。ななめ掛けバッグとも呼ばれていますが、肩紐を長くすると女性らしい印象になるので、短くして背中側に掛けると決まります。
あまり大きすぎるものはダサさや幼さを出してしまうので注意が必要です。ショルダーバッグを選ぶときは、レザーやナイロン素材でシンプルなデザインのものが良いでしょう。
靴
『オシャレは足元から』と言われるように、靴によってオシャレ度が変わります。人の目線が集まる場所でもあるので、コーデのポイントとして考えましょう。
また靴は汚れが目立つので、こまめに磨くようにしてください。オシャレな靴でも汚れているだけで清潔感を失ってしまいます。
白スニーカー

大人の足元に外せないものといえば、白のスニーカーです。カジュアルなスタイルだけでなく、フォーマルスタイルをハズすアイテムとしても活用できます。
春夏には明るくさわやかな印象を与えてくれます。また秋冬は暗くなりがちなコーデに足元からアクセントを作ることができる万能アイテムです。
相性が良いボトムスはクロップドパンツ・スキニーパンツ・チノパンツ・デニムと幅広いでしょう。汚れが目立ちやすいので、こまめにお手入れするようにしてください。
スポーツサンダル

スポーツサンダルとは、レジャー向けに外で使えるように作られた丈夫なサンダルです。靴底が厚くて柔らかく、軽めの素材を使用しています。
最近のトレンドは、ストラップがついたタイプです。足首をホールドすることができるので、歩きやすく脱げにくいサンダルとして実用性も高いでしょう。
そもそもカジュアル感が強いので、ベーシックな黒を選んでください。素足で履くのが基本ですが、オシャレ上級者は靴下とコーデしてもこなれ感が出ます。
プレーントゥシューズ

全体のコーデを上品にまとめてくれるのが、プレーントゥシューズです。20代以降であれば一足は持っておくべき小物アイテムでしょう。
プレーントゥシューズは、つま先や甲に装飾がないシンプルな革靴です。ビジネスだけでなく、カジュアルスタイルとの相性も良いのでコーデの幅を広げてくれます。
マストアイテムとしては、黒が万能です。明るい色でまとめたコーデでも、足元に黒のプレーントゥシューズを履くだけで引き締まります。
靴下

靴下は見えないから何でもいいと考えるのは大間違いです。最近ではアンクル丈のパンツに合わせて、靴下を見せるスタイルも定番になっています。
靴から見える靴下こそ、その人のセンスが表れると言っても良いでしょう。重要な小物アイテムですので、気を抜かずに靴下選びをしてください。
暑い季節で靴下を見せない方が良い場合は、フットカバーソックスがおすすめです。スニーカーから見えることもないので、着こなしに影響が出ません。
さり気なく靴下を見せるのであれば、ボーダー柄も良いです。シンプルなコーデのアクセントとなるでしょう。柄物に抵抗がある人も靴下だけボーダーにすると自然です。
小物でアクセントをつける
男性は小物を身に着けないイメージがあるかもしれません。しかし小物アイテムを活用することで、シンプルなコーデにアクセントが加わります。
また服にオシャレを取り入れるよりも、小物でアクセントをつける方が失敗もないです。さらにはオシャレ上級者のイメージまでつくのです。
メンズファッションは小物のセンスこそ磨くべきだと言えます。今までトップスやボトムスばかりこだわっていた人は、ぜひ小物アイテムに目を向けてみてくださいね。
アクセント:人目を惹きつける服のデザイン・小物